RVパークとしてローソンの駐車場で車中泊サービスが開始!

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ローソン駐車場の車中泊サービスとは?

コンビニ大手のローソンが、2025年7月より千葉県6店舗の駐車場の空きスペースを利用し、実験的に車中泊サービスを実施すると発表がありました。

ホテル等で宿泊するより格安で利用できる新たな宿泊手段として、旅行者を中心に注目されるサービスとなりそうです。

この記事では、そんなローソン駐車場の車中泊サービスについて気になる料金や利用方法、設備等について解説していきます。

車中泊サービスの宿泊料金と利用方法(注意点あり!)

  • 一泊にかかる宿泊料金は¥2500~¥3000

現時点では価格差によるサービスの違いは不明ですが、一泊の宿泊代で駐車場2台分が借りられるとの事。大型キャンピングカーも駐車スペースに余裕をもって止められそうです。

  • 利用方法&予約方法

2025年7月8日より、日本RV協会が運営するサイト「くるま旅」でRVパークとして予約開始となっています。

RVパークとは全国に点在する有料の車中泊スポットの事で、駐車場スペースや電源設備・ごみの処理ができることから車中泊愛好家やキャンピングカーオーナー御用達の施設です。

  • 利用にあたっての注意点

大手コンビニのローソンが車中泊サービスを開始したことで、RVパークという言葉も浸透し誰でも格安で車中泊できそうと思われがちですが、ここで1点の注意点があります。それは・・・

RVパークを利用するには事前に有料会員の登録が必要

という点です。

この有料会員はRVパークを予約するサイト「くるま旅」で登録が可能で、初めて利用する際は年会費等で登録料7700円が別途必要になるほか、実際にRVパークをする際の車両ナンバーの登録も必須になります。

以下、会員登録プラン

出典:くるま旅https://www.kurumatabi.com/

スタンダードプラン(JRVA特典付き)は初年度支払い額は4400円ともっとも価格がおさえられたプランですが、入会条件がかなり限られるので初めて登録する方は普通のスタンダードプランとなりそうです。

ローソン車中泊を利用するメリット3選

ホテルと比べて圧倒的に安い

有料会員登録での初期投資はあるものの、それでもホテルで宿泊するよりかなり金銭的に抑えられるのは大きなメリットです。

初めて有料会員スタンダードプランに登録しローソン駐車場で車中泊をした場合、入会費+年会費合計7700円+宿泊料金1泊2500円計算で10200円。

対してザックリとした計算ですが、平日のビジネスホテルを大人1名で宿泊代金を想定した場合1泊最安で5000円~9000円程度で、これがゴールデンウィークやお盆などの繁忙期になると料金が一気に跳ね上がります。

以上の事からRVパークは初期費用こそ1万円はかかりますが、2回目以降は1泊3000円以内で利用できるので、ローソンで車中泊をする回数が増えればそれだけコスパが非常に良い宿泊方法といえます。

24時間スタッフが駐在している

ほとんどのRVパークは夜間を中心にスタッフの常駐はありませんが、もとから24時間営業のコンビニであれば常時スタッフが勤務しているので、何かあった場合すぐに連絡がとれる事は他のRVパークには無い点であり、警察立ち寄り所としてもコンビニは機能しているのでローソンならではの安心・安全の提供といえます。

24時間買い物が可能

コンビニである為あたりまえではありますが、24時間買い物ができるのもローソンならではのメリットです。

特に暑い季節では、いつでも自分の予定にあわせて氷や冷たい飲料水、アイス等が手に入ると考えるとRVパーク含め他の車中泊スポットには無い利便性があります。

RVパークとして最低限の機能はついている

車中泊をする時に必ず必要になる「24時間利用可能なトイレ」と「ゴミの処理」、「電源設備」はローソンにも備わっています。

トイレは夜間でも施設の照明も明るくスタッフも居るため、安心して利用できます。

ゴミに関しては、ネットで予約後現地に着いてからゴミ袋1枚(生ゴミ可)の提供がるので、捨てるものをつめた後ローソン側で処理をしてくれます。

電源設備も備わっており、ポータブル電源やキャンピングカーなら車内蔵のバッテリーへ充電可能です。

想定されるデメリット

ローソンの車中泊サービスは2025年7月11日現在ではまだ開始していないので、実際に起こると思われるトラブルやデメリットを考察していきます。

  • エアコンが使えない懸念

ローソンの駐車場で車中泊をする場合、駐車場の利用者は近隣への排気ガスや騒音の配慮から原則としてエンジンのアイドリングが禁止されており、車内での冷房や暖房を長時間使うことができません。

家庭用エアコンが搭載された車両以外は、ポータブル電源や扇風機等を活用し車内の温度管理に工夫が必要になります。

  • RVパークとしての設備は最低限のみ

RVパークの標準機能としてローソンのサービスを比較すると、「24時間利用可能なトイレ」、「ゴミ袋の提供」、「電源の貸出」のみとなっていて必要最低限の設備に限定されています。

一般的なRVパークは道の駅や地方の商業施設に併設されていることが多く、トイレ・ゴミ・電源の他「シャワーや入浴施設」、「食事処等の休憩スペース」、「水道」等充実した設備があります。

ローソンの車中泊サービスは、格安で手軽に利用できる反面「快適」を求める場合は物足りなさを感じる場合はあるので、事前に設備内容を確認し必要な道具や準備を整えて利用することが大切です。

  • 騒音と治安の問題

騒音や治安の問題も予想される大きな懸念の一つです。

コンビニの特性上24時間いつでも人の往来があるので、話し声や車を乗り降りする際のドアバン・アイドリング音等、静かな環境で休憩や睡眠はできない可能性がある他、車中泊利用者のマナー違反やゴミの放置・防犯面での懸念もあります。

ローソン側も車のアイドリング制限やルールの徹底・管理体制の強化で対応しますが、一般のお客様を含め多種多様な人が往来するため、完全な解決には至らないと予想できます。

安全・安心で快適な車中泊を実現するには、一人ひとりのマナー意識と店舗側の管理の徹底が必要不可欠と言えるでしょう。

どんな人が利用に向いているか?

ローソンの車中泊サービスを利用するのに向いている人は、節約志向の旅行者やアウトドア好きな方、ペットと一緒に旅をしたい旅行者の他、ライブやコンサート等のイベント参加のため遠征に来られる方も、新しい宿泊のスタイルとして注目を集めそうです。

今後の展開予想

ローソンの車中泊サービスは、千葉県内6店舗で2026年6月末まで実証実験を実施したあとその結果次第で全国展開を検討していると発表しています。

仮に全国展開となった場合、既存の店舗で駐車場が広く、温浴施設等が近隣にある店舗を優先的に選定しRVパークとして導入を進めたとすると、その条件に合う店舗は全国3000店舗以上になる試算もあります。これがもし実現した場合、現在全国にあるRVパーク800か所と比べても3倍以上の数になり旅行者の旅の新たな選択肢だけでなく、地域観光やイベントの活性化の一因として期待が高まります。

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